おすすめBL小説vol.6
この作品は、攻めの不器用な愛情に胸キュンです!
卑屈な攻めを奮い立たせる攻めの言動に、読みながらハッとさせられる作品。
イケメンに叱られたい人におすすめです!!!
『臆病な僕らが恋する確率』 [著]榛名悠 [画]駒城ミチヲ
[著]榛名悠 [画]駒城ミチヲ
胸キュン ★★★
あまあま ★★★★
エロ度 ★★★
【イラストなし】 ☜重要ポイント
意地悪な強面パティシエ×超卑屈な貧乏漫画家
最悪の黒歴史でもある高校時代の同級生とまさかの再会をしてしまった崖っぷち漫画家の佐久間は、なぜかそのまま強引にその同級生可乃のパティスリーでバイトをさせられることに。
意地悪だし厳しいけれど、それでも温かく自分を見守ってくれる可乃は一体何を思っているのか___
受けの卑屈な面に少しでも共感したら、攻めに即落ち。
この作品、高校時代の同級生が再会するところから始まります。
高校時代は一生懸命だったはずの佐久間(受)が漫画家になって卑屈な人間になってしまっています。そんな時に再会した同級生の可乃(攻)は、まさかのパティシエになっていました。
佐久間が漫画家としてくすぶっていることを知り、なぜか無理やりバイトをさせられるのですが、厳しい言葉をかけながらも佐久間を信じて見守ってくれます。
どうして強引にバイトさせたのか、どうして見守ってくれるのか、どうしてパティシエになったのかは最後に明らかになるのですが、この作品の私的おすすめポイントは可乃の言動です。
怖いし、意地悪だけど、すべての行動に優しさが感じられます。
佐久間は本当に卑屈で、最初は読んでいてイライラする部分もありました。ですがそんな可乃と過ごすうちにだんだん変わっていきます。
可乃が自分を見捨てずに信じて見守ってくれていることを感じて、そして気づかされ、卑屈だった佐久間が前向きになって頑張り始めます。
最初は少しイラっとした私も、読み進めていくうちに佐久間に共感できる部分があることに気づいて感情移入してしまっていたので、佐久間が変わっていくのも嬉しいし、無意識のうちに自分も一緒に前向きになっていった作品でした。
そして可乃なのですが、とても不器用。厳しい言葉をかけたのを後悔したり、すぐにやきもちを妬いたりと可愛い一面が見え隠れします。
その様子が胸キュンポイントでもあり、超絶鈍感な佐久間には伝わらなくとも読者にはバレバレな恋心がたまりません(笑)
最後に佐久間の漫画を読みながら自分の気持ちを説明するシーンが特に胸キュン。
ストーリーも楽しみながら、読み終わった時には自分も少し前向きになっている素敵な作品だと思います。
両想い後の可乃の溺愛も楽しめますよ!!
以上が私の感想でした!
感想などをコメントしてくれると、ものすっごく嬉しいです!!!
もしこの作品が気になった方は改めまして、こちらから ⇩⇩⇩
[著]榛名悠 [画]駒城ミチヲ
コメントを残す