ガチムチ受けの感動系BL小説で泣きたい人へ

おすすめBL小説vol.1

この作品は、どうしても感動を共有したい作品!!!

ガチムチ受けとかちょっと...って思ってた自分が情けなくなった作品。この作品を読んでから、私はどのジャンルも試すようになりました。
初めてガチムチ受け、筋肉受けを読む方へは特におすすめです!!!

『ぼくの可愛い妊夫さま』 [著]七川琴 [画]ミニワ

ぼくの可愛い妊夫さま
ぼくの可愛い妊夫さま

ぼくの可愛い妊夫さま

[著]七川琴 [画]ミニワ

Renta!

ストーリー ★★★★★
泣ける   ★★★★
ギャップ  ★★★★
エロ度   ★★★★

イラストあり】 ☜重要ポイント

気弱な37歳童貞の産婦人科×屈強な大工の青年

気弱な産婦人科医、弓削のもとに下腹部からの出血を訴える岩本という男がやって来た。最初はいくら検査をしても原因がわからなかったが、その症状からある可能性に辿りつく。それは、数年前から医学会を騒がせている変異「正常に機能する卵巣・子宮を持った男性」__MFUUだった・・・

ありえないのに、リアルな設定が読者を惹き込む【男性妊娠】もの。

MFUUと診断を受ける岩本(受)ですが、その反応もリアルに感じました。それに対する弓削先生(攻)の対応もまた、リアルだなと。
もちろん現実よりも遥かにBLに対して柔軟な世界観ではあるのですが、男性妊娠についても大前提としてそういう症例がある、と言う流れなので不自然さはありません。

そして、ひょろくて頼りなく感じる弓削先生が、読み進めてくにつれものすんごく格好よく見えてくる!!!
まぁ、性格的なものが邪魔をしていただけで元は良いんですけどね。本質部分をみてくれる同僚の人たちも周りにいますし、岩本も本質をすぐに見抜きます。というか、普段からそういう部分を見ることができる好青年なんですよね。
しかし、見た目の印象だけで弓削先生を馬鹿にしてくるやつもいましたが・・・奴は許せん。

弓削先生が自分の情けない部分を岩本へ告げる場面では、37歳童貞ならではの不器用さと、ある意味では純粋な面が溢れていて泣かせてくれましたが、終盤ではマジでこの人に守られたい、この人に付いていきたいと思わせてくる!!本気で岩本が羨ましい限りです。

そして医師ならではの信念と、内なる男らしさを見せたこの場面

「僕は暴力が嫌いです」

正直、しびれました。

感動して欲しいのでこれ以上は書きませんが、このシーンが本当に私のナンバーワン。しかも弓削先生、この後も何度か私を泣かせてます。岩本への思いが真剣なのが伝わるんですよ!!!

弓削先生よぉっ!!アンタどんだけ最高なんだ!!!!!

そして、屈強な大工の青年岩本(受)ですが彼がまたもう・・・!!!先ほども書きましたが最初の彼は、今時の若者のように見えています。しかし出来た子なんだ!!妹思いの懐深い優しい男です!!だんだんと弓削先生が落ちていくさまが、読者の心境とリンクしてしまうのです。屈強な青年(ガチムチ受け)の魅力を無自覚に放ってくる!!素直で人懐っこくて、落ち着いた大人な一面もあるかと思えば、若さゆえの不器用さも垣間見せて来て・・・どんな弓削先生も受け入れるけど、意外な男らしさをぶつけられて何度も惚れ直しちゃってる様子がなんとも微笑ましい(笑)
岩本の素敵なシーンについても紹介したかったのですが、弓削先生とのやり取りの中というか、行間で感じさせるタイプなんです。言葉数は多いんですが、大事なとこでわざわざ言わないというか。色んな弓削先生をまるっと受け止めることで伝わる愛情というのか。
そこを書き出してしまうと壮大なネタバレになりそうなので割愛することにしました。申し訳ない・・・実際読んでみてもらえると割愛した理由もわかると思います!!!!!

以上が私の感想でした!
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